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塗装の必要性

なぜ塗装が必要なのか

室内の天井や壁・木製の枠まわりなどは必ずしも塗装リフォームを行わなくてもよいのですが、建物の外装部分である外壁・屋根・木部・鉄部等は必ず塗装リフォームが必要となります。

ではなぜ塗装が必要なのでしょうか。


塗装の目的は大きく分けると2つ。「保護」と「美観」です。

塗装の目的①「保護

女性の方はよくご存知だと思いますが、お化粧にはお肌を紫外線や乾燥から「保護」する役割があります。

例えば日焼け止めクリームを塗らないまま外にいるということを毎日繰り返していると、お肌は傷つき年数が経つにつれて角質がボロボロになってしまいます。

それと同じで、皆さんが暮らしている建物も、雨や風・直射日光を何回も受けていると、何も塗っていないお肌と同じようにダメージを受けてしまうのです。

特に外壁と屋根は重要だと思ってください。

外壁と屋根の表面が傷んでしまうとひび割れが発生し、表面全体の防水性が無くなってしまうと家の中にまで水が浸入してしまいます。

大切にしてあるご家族の写真や、普段使用している家電用品、家具などが壊れてしまっては、安心して生活ができないと思います。

ですので、このようなことが起こらないために、外装部分を「保護」して守る必要があります。雨漏りや腐食が発生してからでは、実は遅いのです。

お身体の定期健診を行うように、建物も10年~15年に定期的に検査を行い、「保護」をしていただくことをお勧めいたします。

塗装の目的②「美観

自分を美しく(あるいは格好良く)見せたい、という気持ち誰もが思っていることですよね。

シワシワになってしまったシャツにアイロンをかけたり、汚れてしまったズボンを洗濯するように、自分が身に着けているものへのメンテナンスは日々必要です。

それと同じで、皆さんが住んでいる家もペンキという“衣服”を身にまとっています。

雨風や埃、直射日光をたくさん浴び傷んでしまったら、また綺麗に見えるように、衣服を着せ替えてあげてください。

皆さんが「一生に一度の高い買い物だ!」と思い購入されたお家だと思います、せっかくですからいつまでも綺麗であってほしいですよね。

建築物の劣化

外壁の破損や雨漏りなど、直接的な被害がないと「塗装リフォームなんてまだいいや…」と思いがちですが、

基本的には10年を目安に外壁塗装を行っていただくことを推奨しています。
現在世の中に存在する塗料で、永久に保つことができる塗料は存在しません。新築時や外装リフォームをしてすぐは、防水効果もあり建物の表面上を守っていますが、年数が経つにつれて防水効果は低下していきます。

例えば、塗装が劣化すると以下のような現象が起こってきます。

about_dirt

汚れ

黒ずみや、塵・ほこりが 目に見えてくるようになる。

about_moss

カビ・コケの繁殖

主に日の当たりづらい北向きの面に緑色の汚れが目立つようになる。

about_white dirt

チョーキング

手で外壁を触ると、外壁の色が粉状となって手に着くようになる。

about_discoloration

変色

色が変わり、白ぼけてみえる。

特に日当たりの強い、南、西向きの面に起こりやすい。

about_ crack

ひび割れ

防水機能が低下し、外壁表面上に

細かい亀裂が目立つようになる。

about_torn

剥がれ・膨れ

塗装してある塗膜が剥がれる。

または表面上膨れて見える。

このような現象が起こり始めた時は黄色信号だと思ってください。

 

防水効果が低下していることが原因で、塗装面の潤いが無くなっているということです。塗りたて時は汚れが付着しても軽い水洗いで洗い流せます。しかし劣化が始まると落ちない汚れ、カビやコケが発生します。

当社では点検・見積を無料にて承っております。

塗装リフォームをするにあたり最適な時期は、状態が悪くなってしまう前が一番です。

また、塗装の目的は大きく2つに分けて「保護」と「美観」ですが、重要なのは「保護」の部分であり、

建物の寿命をいかに延ばすかということです。

人間の体と同様、悪くなってからでは費用も掛かりますし、寿命も短くなってしまいますよね。
そういった理由から、10年を目安に定期検診の意味も込めて、塗装リフォームを行うことが一番望ましいと考えれらています。

そして、建物の部位によって劣化の状況も変わってきます。外壁はまだ綺麗なのに、屋根にはコケが発生している。木部の塗装は剥がれ、鉄部は錆が生じている等々、気になることがあると思います。建物の環境によっても北向きと南向きでは劣化具合が異なりますし、潮風の当たる環境や森に囲まれた環境などでも劣化の進みが異なります。

あくまで目安となってしまいますが、各部位ごとに塗装リフォームを行う時期年数を参考にしてください。

こちらは同じ耐用年数の塗料をした際の目安です。

about_outer wall

外壁

リフォーム目安:10年

一番重要な部位だが、他の部位に比べて耐用年数は長い。

about_roof

屋根

リフォーム目安:8年

常に雨を受ける場所。外壁よりも傷みが早い。

about_wood

木部

リフォーム目安:3~5年

南、西向きの面は特に早い時期に劣化が生じてしまう。

鉄部

鉄部

リフォーム目安:3~5年

直接雨が当たる部分に関しては、早い段階でサビが生じてしまう。

雨が常に当たっており、日影が無く常に太陽に晒されている屋根が外壁より短い理由は何となく理解できると思いますが、木部や鉄部の耐用年数がなぜこんなに短いのかと疑問に思われる方もいるかもしれません。
「木」と「鉄」はそもそもの素材に耐久性が無くどんなに高品質な塗料を塗っても長持ちがしないのです。


昭和の時代は建物のほとんどが「木」と「鉄」をメインに作られた家でした。窓枠や雨戸は木製。雨樋やベランダの手摺、物干しは鉄製でした。時代と共に現在ではアルミ製など長持ちする素材が使用されるようになりました。

 

 

ここでひとつ注意することがあります。


部分的に塗装リフォームを行うことは、後々のことを考えるともったいないのです。
例えば屋根だけ塗装工事を行う場合、屋根だけのために足場を立てることになります。その後屋根だけ綺麗になっても、数年後に今度は外壁が劣化し、外壁塗装のためだけにまた足場を掛けてリフォームを行うことになります。

 

この先のことも考えて一番節約に繋がるのは、一度にまとめて総合的にリフォームを行うことです。
一度足場を建てた時に、現在の建物の状況を確認し、全体のバランスを考えてリフォームを行うことです。

 

バランスとは先程も取り上げたように、各部位によって施工内容を変えるということです。
外壁よりも屋根の劣化が早く進んでしまうのであれば、屋根は外壁よりも耐用年数の良い塗料で塗装する。木部や鉄部に関しては、足場が必要となってしまう2階部分は細目に塗り替えもできませんので、そもそもの素材を交換する(木製からアルミ製に交換)。このようなことを入念に施工業者と相談し、何をどのようにリフォームすることが最良なのか、バランスを考えていきましょう。

 

下記は塗料の参考耐用年数です。

塗料

外壁

屋根

アクリル系塗料

5~8年

3~6年

ウレタン系塗料

8~10年

6~8年

シリコン系塗料

10~12年

8~10年

ラジカル系塗料

12~14年

10~12年

フッ素系塗料

14~16年

12~15年

無機系塗料

15~20年

15年ほど

建物の築年数によっては、表記の年数よりも短くなる場合があります。また塗装前の傷み具合でも同様に変わります。そして、例えば「シリコン系塗料」といっても、様々な種類があります。水性、1液溶剤、2液溶剤など塗料の性質によっても変わりますのであくまで目安としてご参考にしてください。

 

10年を目安に一度、塗装リフォームをお勧めする理由は「耐用年数」と「価格」のバランスです。

今現在一番主流となっております塗料は、「シリコン系塗料」と「ラジカル系塗料」です。

我が家の
健康チェックシート

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チェック箇所 チェック項目 問題なし 傷んでいる 激しい傷み
前回からの年数 0~7年…問題なし 8~12年…傷んでいる 13年以上…激しい傷み
外壁 塗料がはがれている、ヒビが入っている。色あせ・変色が目立つ。手で触ると粉がつく。(塗り替え目安:8~12年)
屋根 汚れ・カビ・コケ・サビが発生している。色あせ・変色が目立つ。欠けている場所がある。(塗り替え目安:6~10年)
破風板 塗装がはがれている、腐食している、色あせている。
ひさし 塗料がはがれている、サビが発生している。
面格子 塗料がはがれている、腐食している。
目地シール ヒビが入っている。切れて隙間ができている。
玄関ドア 塗料がはがれている、腐食している、汚れが目立つ。
木枠 塗料がはがれている、腐食している。
雨戸・戸袋 塗料がはがれている、腐食している、ブツブツが発生している。
ベランダ床 色あせがある。カビ・コケ・汚れが目立つ。ヒビが入っている。
ベランダ笠木 塗料がはがれている、サビが発生している。

あなたの家の診断結果ポイント

0~15ポイント

まだ大丈夫そうです。

10年に一度を目安にメンテナンスを。

16~39ポイント

傷んできています。

2、3年後には計画しましょう。

40ポイント以上

とても傷んでいます。

早急に塗り替える必要があります。

当社では無料お見積り・無料ご相談を承っております。
お困りのことがあれば、お気軽にご相談ください。

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